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2024年1月 2日 (火)

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

2023年1月 9日 (月)

詩のこころ2023

 

恍惚の鵯 ヒヨドリin ecstacy

2

 

11月の初めの澄み渡った青空に

忽然と現れた無数の金の珠が

やっと赤黒いあんぽ柿みたいになったのは2023新年の初め

 

ヒヨドリたちはいちはやく

その変化を察知し

誰よりも早く

鈴なりの柿に飛びついた

 

結果、豆鉄砲を食らった鳩が

脳天をやられて

狂った猿面冠者の顔になった

ーーというわけである

 

そう、その顔が

もう30年以上前に

隅田川土堤の草原に

出現した時の驚きとともに甦る

 

野生化したピラカンサスの

鮮烈なダイダイ色が

目の周りに黒い輪を描いた

ヒヨドリの顔の背後にあった

 

ヒヨドリは

ピラカンサスの実をたらふく食べ終えたばかりで

そのヒヨドリと偶然にも目を合わせてしまった

 

築地の職場を抜け出して

佃島を散策する習いのできた

ある秋の日の昼下がりのことだった

2023年1月 3日 (火)

詩のこころ2023

恍惚の鵯 ヒヨドリin ecstacy

1

 

冬のアテネの街で

粗末な衣服に身を包んだ哲人が

日向ぼっこを楽しんでいた

 

その頃

東京郊外のとある病院の柿の巨木に

鵯ヒヨドリの小群れが集合した

 

ヒヨドリたちは

いつになく興奮しているのが

自動車の激しく行き来する道から

見て取れた

 

鈴なりの柿の実の枝から枝へ

忙しなくヒヨドリたちは渡り

時折、虚空へ飛び立った

 

枝を渡ったヒヨドリは

新しく手に入れた熟柿に嘴を埋めて

しばらく静止したかと思う間もなく

また他の枝に飛び移る

 

蕩ける甘味に身を任せて

無防備で自由気ままな格好を晒し

逆立ちして枝にぶら下がり 

一心に実をしゃぶっては

歓喜の絶叫を放っている

 

ヒヨドリたちのその時の顔を

誰が見ただろうか?

その表情こそ

恍惚というものに違いないが

高い木の上であり

じっくり見ることはできない

2023年1月 1日 (日)

新年の朝

新年の朝

新年の朝はいいなあといつも思います
塵もホコリも一つもなくて
空は真っ青で深くて底なし
生きていてよかったと毎年思います

アテネの街の路地に日向ぼっこする
ディオゲネスを身近に感じ
毎年思い出します

アレクサンドロスに
小春日の幸せを邪魔しないように注文した
ディオゲネスとぴったりシンクロします

毎年毎年感じるこの小さな幸せは
生きている者だからこそ享受することができるものですね

昨年は義姉二人の永遠の旅路を見送って
こうして新年の朝をしみじみと迎えています

明けましておめでとうございます。

20232  

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