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2008年7月 3日 (木)

山羊の歌の構成2

 春の日の夕暮れ
 月
 サーカス
 春の夜
 朝の歌
 臨終
 都会の夏の夜
 秋の一日
 黄昏
 深夜の思ひ
 冬の雨の夜
 帰郷
 凄じき黄昏
 逝く夏の歌
 悲しき朝
 夏の日の歌
 夕照
 港市の秋
 ためいき
 春の思ひ出
 秋の夜空
 宿酔

以上の初期詩篇22篇のうち

春の日の夕暮れ

サーカス
春の夜

の4篇はダダの強い影響下にある詩。

朝の歌
以降は、ダダのみにあらず
ランボー、ベルレーヌらフランスの詩人
富永太郎、宮沢賢治、北原白秋ら日本詩人

いろいろな詩の影響を受け
ダダも時折顔を見せる

中原中也の詩が確立されていった
豊饒の時間です。

どの詩も
読み込めば読み込むほど
中也の魂の核心にある
悲しみ

透き通るような悲しみを
放出しています。

帰郷以降の6篇
夕照まで
舞台は東京を離れ、

再び
港市の秋で
都会の匂いが戻ります。

初期詩篇を通り抜けると
少年時
みちこ

羊の歌

と、中也が
作品群を分類し配列した意図は明瞭になり
詩集の全貌が見えてきます。

そして、最終末に
いのちの声が配されたことを
拍手することになります。

 

 

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