カテゴリー

2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« 悲しき朝/知れざる炎 | トップページ | 山羊の歌の構成2 »

2008年7月 3日 (木)

山羊の歌の構成1

とにかくも作品にふれてみよう
ということで
山羊の歌を読みはじめたのはいいのですが
そして詩の魂に少しふれた感じがしているのはいいのですが

いま、どこを、歩いているのだろう
と、ふと疑問が生まれました
そこで、少し、退(ひ)いてみて……
「詩集山羊の歌」のつくりを俯瞰してみます。

山羊の歌は
 初期詩篇
 少年時
 みちこ
 秋
 羊の歌

と、五つに分けられ、

初期詩篇は22篇

 春の日の夕暮れ
 月
 サーカス
 春の夜
 朝の歌
 臨終
 都会の夏の夜
 秋の一日
 黄昏
 深夜の思ひ
 冬の雨の夜
 帰郷
 凄じき黄昏
 逝く夏の歌
 悲しき朝
 夏の日の歌
 夕照
 港市の秋
 ためいき
 春の思ひ出
 秋の夜空
 宿酔

少年時は9篇

 少年時
 盲目の秋
 わが喫煙
 妹よ
 寒い夜の自画像
 木蔭
 失せし希望
 夏
 心象

みちこは5篇

 みちこ
 汚れつちまつた悲しみに……
 無題
 更くる夜
 つみびとの歌

秋は5篇

 秋
 修羅街輓歌
 雪の宵
 生ひ立ちの歌
 時こそ今は……

羊の歌は3篇
 羊の歌
 憔悴
 いのちの声

全部で、44篇で構成されています。

はじめに読んだのが
詩集の最終に置かれた
「いのちの声」でした。

いま、2008年7月3日現在、
「月」を飛ばした以外、
初期詩篇の「悲しき朝」まで
山羊の歌の3分の1ほどを読み終えました。

順に読みながら、
ときどき、
「在りし日の歌」「未刊詩篇」にもふれました。

« 悲しき朝/知れざる炎 | トップページ | 山羊の歌の構成2 »

0001はじめての中原中也」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山羊の歌の構成1:

« 悲しき朝/知れざる炎 | トップページ | 山羊の歌の構成2 »