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2008年11月 7日 (金)

タイトル中に「夏」がある詩について<1>

難解な「夏の夜」を読むために
「夏」という字が
タイトルの中に見える詩を
拾ってみました。

すると、あります、あります

<山羊の歌>
都会の夏の夜
逝く夏の歌
夏の日の歌

<在りし日の歌>
夏の夜
青い瞳 1 夏の朝
夏の夜に覚めてみた夢
初夏の夜

<生前発表詩篇>
夏と私
夏の明方年長妓が歌つた

<未発表詩篇>
初夏の夜に
夏日静閑
初夏
真夏昼思索
夏の夜(暗い空に鉄橋が架かつて)
夏は青い空に……
夏の海
夏(血を吐くやうな、倦うさ、たゆけさ)
夏と私
夏(なんの楽しみもないのみならず)
夏過けて、友よ、秋とはなりました
夏の記憶
夏の夜の博覧会はかなしからずや
夏と悲運

以上は、「中原中也全詩集」(角川ソフィア文庫)から
拾ったものです。

「夏」「夏の夜」「夏と私」のように、
二つ以上あるものは、
まったく別の作品である場合と
異文のある作品である場合があります。

タイトル部に
「夏」の字があるものだけを拾ったもので、
詩句中に夏の字があるものや、
夏の字がなくとも詩内容の季節が夏である詩を
集めてはいません。
当然、タイトルの無い草稿からも拾っていません。

(この稿つづく)

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