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2011年4月 8日 (金)

ダダ詩「ノート1924」の世界<27>  (ダツク ドツク ダクン)

Dig―Dug―Duggen
いや、こんなのなかった
Dig―Dug―Dugですよね

I―My―Me―Mine
You―Your―You―Yours
いやいや、こっちのほうじゃないですねえ

Dig―Dog―Duck
ディッグ―ドッグ―ダック
掘れ―犬―あひる
これかなあ?

いやいやいや
英語じゃなくて
おまじないかな

チエン―ダン―デンは
中国語?
ドイツ語?

ビーフーボドーは
フランス語?

チョンザイチョンザイビーフービーなら
昭和9年(1934年)に「ピチベの哲学」に
書きますが……

分かろうとして
あまり無気になることは
ないですかね
感じていれば
いいですかね

弁当箱を
教室の
ダルマストーブであっためる時間になりました
もうすぐ
お昼休みです

工場は学校
学校も工場も同じです
正午を告げるサイレンが鳴り渡り
鉄つまり機械の先っぽに
(学校の机の上に)
太陽の光があたって
とろけるような
昼寝の時間がやってきました

英語の授業は
間もなく
終わります

 *
 (ダツク ドツク ダクン)

ダツク ドツク ダクン
チエン ダン デン
ピー ……
フー ……
ボドー……

弁当箱がぬくもる

工場の正午は
鉄の先端で光が眠る

(角川ソフィア文庫「中原中也全詩集」より)

Senpuki04
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