2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

ブログランキング参加中です

中原中也を歌う(曲と歌:桜木うさこさん)

電子書籍

無料ブログはココログ

« 中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足1・金子光晴その11 | トップページ | 中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足2・橋本一明の読み・その2 »

2018年11月13日 (火)

中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足2・橋本一明の読み・その1

 

 

金子光晴の「現代詩の鑑賞」を読んでみれば

ベルレーヌが日本の現代詩に

どれほどの影響を与えたかを

だいたいはつかんだように思えてきます。

 

とはいえそれは

金子光晴という

一個の強烈な個性がとらえたベルレーヌですから

それで全容だということにはならないのは

いうまでもないことですが。

 

 

野村喜和夫の「ヴェルレーヌ詩集」(思潮社)には

戦後のベルレーヌ翻訳者として

学者、橋本一明を登場させていますが

金子光晴とは異なったベルレーヌがとらえられてあり

この詩集の中では

現在に最も近くにつながる読み手ですから

放っておくことはできません。

 

ところが橋本一明訳編になる角川文庫の「ヴェルレーヌ詩集」は

文庫本で、鈴木信太郎訳編、堀口大学訳編と並びますが

極めて手に入りにくい状態で

昭和41年(1966年)発行で定価120円が現在、

Amazonの古書で9900円

「日本の古本屋」で2000円、3000円

図書館にも置いていないところがあるほどです。

 

同じ角川から出ている「世界の詩集8・ヴェルレーヌ詩集」(1967年)は

文庫版とほぼ同一内容で

こちらは比較的に入手しやすく

橋本一明の翻訳やベルレーヌ研究を

一般の読者が読むことができる数少ない接点です。

 

 

中原中也の詩の流れに

ベルレーヌの足跡がどのように刻まれているか。

 

中原中也はベルレーヌをどのように翻訳したか

どのように読んだかをたどっているうちに

いつしかそれは日本の現代詩のベルレーヌ受容の歴史をたどることになり

フランス・サンボリズム全体の流れをたどることになり

金子光晴のまなざしを介してそれを見てきたのですが

ここで橋本一明のベルレーヌ読みを

少しみておくことにしましょう。

 

橋本一明のベルレーヌが

ランボー読み(翻訳と研究)と絡まり平行しながら

進められていることは特徴の一つですが

もう一つは

晩年のベルレーヌへの眼差しに

堀口大学や鈴木信太郎とは違った角度があることでしょうか。

 

 

途中ですが

今回はここまで。

« 中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足1・金子光晴その11 | トップページ | 中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足2・橋本一明の読み・その2 »

中原中也とベルレーヌ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足1・金子光晴その11 | トップページ | 中原中也・詩の宝島/ベルレーヌの足跡(あしあと)/補足2・橋本一明の読み・その2 »