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中也読みフロントランナー、佐々木幹郎が
満を持して最新の成果を発表しました。
サントリー学芸賞をしとめた「中原中也 近代日本詩人選」(1988年、筑摩書房)
以来、ほぼ30年ぶりの論考集。
佐々木幹郎Twitter
https://twitter.com/alicejamjp/status/902751667929702400
岩波書店
作詞・松本隆が作曲・つんく♂と組んで話題のシングル「砂時計」が4月19日発売されま
すが、この曲の歌詞の冒頭2行は、中原中也の「北の海」をイメージした、という裏話が、
昨日(10日)の朝日新聞夕刊「音楽・舞台欄」で披瀝されています。「松本隆 書きかけ
の…」というシリーズ第1回で、松本自らが次のように語っています。
◇
冒頭の2行は完全に中原中也へのリスペクト。「海にいるのは、/あれは人魚ではないの
です。/海にいるのは、/あれは、浪(なみ)ばかり。」で始まる「北の海」をイメージした。
◇
ちなみに、「砂時計」のはじまりは、以下の通り。
◇
海鳴りのもっと深くで
人魚たち 泣いてるみたい
無理やりに鋏(はさみ)で切った
愛だから逆に縺(もつ)れる
◇
乞う! ご期待!
慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
今年2017年は
中原中也生誕110周年を迎える年です。
これを記念して
各所で色々なイベントが行われるようですが
NHKの「100分De名著」は
「名著61 中原中也詩集」のタイトルで
新しい角度から詩人の詩を読み解く番組。
太宰治の娘である作家・太田治子を講師に、
詩人・佐々木幹郎、歌人・穂村弘の読みも加わります。
全4回のシリーズ。
毎週月曜日、午後10時25分~10時50分に放送。
第1回、1月9日、「詩人」の誕生、
第2回、1月16日、「愛」と「喪失」のしらべ、
第3回、1月23日、「悲しみ」と「さみしさ」をつむぐ、
第4回、1月30日。「死」を「詩」にする
――というテーマ(内容)です。
お見逃しなく!
東京・立川の国文学研究資料館で開かれている特別展示「中原中也と日本の詩」は、11月5日に終わります。
新聞で、赤瀬川原平さんの訃報を知りました。慎んでご冥福を申し上げます。
赤瀬川原平さんは、僕たちよりも一時代前というか少し前というか、僕たちが60年代末の渋谷街頭でサンドイッチマンをしていた時期より前(それは60年安保前のことらしい)に同じ渋谷で街頭宣伝のアルバイト(つまりサンドイッチマン)をしていました。サンドイッチマンという仕事は、OK倶楽部という小さな組織が取り仕切っていて、手配師の加藤さんが赤瀬川さんのことを何かの折に話すことがあり、耳を傾けたことがあります。「彼は、君たちなんかとは比べものにならんくらい真面目だったよ。毎日、きちんと約束の時間に現われ、プラカード持ちの仕事なんかもバカにしなかった。サボるなんて見たことなかったよ」と、サボってばかりいる僕たちに説教したものだった。僕たちが渋谷に出る前、道玄坂のとば口にあった「ボストン」だったかという名の画廊喫茶で、赤瀬川さんが開いた個展を見た加藤さんが、そのことを面白おかしく話してくれたりもした。空に向かってあんぐり開けている男の口に落ちかかっている「異物」の絵の話は、たちまち仲間の間に伝わっていった。加藤さんの話には尾ひれがついていたかもしれないが、僕は今でもその絵を実際に見たかのように記憶しているのです。
「雪野」は、1983年に野間新人文芸賞を受賞しました。1981年の芥川賞(「父が消えた」)の影になり、一般にはあまり話題となりませんでしたが、これはサンドイッチマンの経験を元にした傑作です。詩人の大岡信が、「芸術論小説」として賞讃していた新聞記事が思い出されます。
0001はじめての中原中也 0011中原中也のダダイズム詩 001はじめての中原中也/ダダ脱皮 0021はじめての中原中也/長男文也の死と詩人の死 011中原中也/「山羊の歌」の世界 012中原中也/「山羊の歌」の世界/「少年時」以後 013中原中也/「山羊の歌」の世界/「汚れっちまった悲しみに……」の周辺 014中原中也/「山羊の歌」の世界/「羊の歌」から「いのちの声」へ 0168生きているうちに読んでおきたい中也の名作 0169折りにふれて読む名作・選 017中原中也/芸術論覚書 018中原中也/「生活者」の詩群 019中原中也/「白痴群」のころ 021はじめての中原中也/在りし日の歌 022中原中也/絶唱「在りし日の歌」 023再掲載/絶唱「在りし日の歌」 024「在りし日の歌」曇天へ 031中原中也/生前発表詩篇 041中原中也/未発表詩篇のすべて 051中原中也が訳したランボー 052中原中也と「ランボーという事件」 054中原中也とベルレーヌ 056中原中也とラフォルグ 057中原中也と「四季」 058中原中也の同時代 058中原中也の同時代/三好達治の戦争詩 058中原中也の同時代/立原道造の詩を読む 058中原中也の同時代/萩原朔太郎「氷島」論を読む 058中原中也の同時代/萩原朔太郎と北原白秋 058中原中也の同時代/諸井三郎 059中原中也の手紙/終生の友・安原喜弘へ 061中原中也の春の詩コレクション 063中原中也の秋の詩/名作コレクション 064面白い!中也の日本語 065中原中也・雨の詩の名作コレクション 066中原中也・朝の詩の名作コレクション 067中原中也・夜の歌コレクション 068中原中也・夕(ゆうべ)の詩コレクション 071中原中也が使ったオノマトペ 072中原中也が使った色々な色 073中原中也の詩に出てくる人名・地名 074中原中也の詩に現れる動物たち 075中原中也の詩に現れる植物たち 081さまざまな中也体験・中也像 091中原中也の鎌倉 092中原中也の鎌倉2 110現代詩の長女/茨木のり子の世界 111戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/山之口貘 112戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/岸田衿子 113戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/滝口雅子 114戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/石垣りん 115戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/谷川俊太郎 116戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/高良留美子 117戦後詩の海へ/茨木のり子の案内で/黒田三郎 121新川和江・抒情の源流 122新川和江の周辺/木原孝一 125新川和江・抒情の源流その後/現代詩そぞろ歩き 131現代詩の証言者・金子光晴を読む 190合地舜介の思い出シネマ館1 191合地舜介の思い出シネマ館2 199詩のこころ ニュース 合地舜介の名画スカラ館
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